Chem Physical Data

  Quark Apps_Addin

最終更新日 2023年4月25日 by yotuki

Chem Physical Dataは、PubChemから、指定した複数の化合物の物性データを一括取得するアプリです。現在のところ、取得できる物性データは以下のとおりです。
– Boiling Point
– Melting Point
– Flash Point
– Solubility
– Density
– Vapor Density
– Vapor Pressure
– LogP
– Viscosity

インストール

Get Appsからアプリをダウンロードし、解凍してからインストールして下さい。Quark Appsタブ右端のMy Appsに登録されます。

入力データの準備

化合物番号(CID)のリストを用意して下さい。csv, excel, txt形式が対応しています。項目名無しの数字一列のデータを用意します。

PubChemからダウンロードしたcsvファイルなら、そのまま指定できます。

InChIsやSMILESの場合は、こちらで変換して下さい。Output IDsはCIDsを、Output MethodはSingle Column..、CompressionはNo Compressionで変換します。

使い方

Quark Appsを起動し、タブ右端のMy Appsからアプリを起動します。

MainタブのSelect CID ListにてCIDリストを指定します。物性取得の間隔(初期値0.2秒)、フェイル判定までの時間(初期値60秒)を指定します。

Experimental Propertiesタブで、取得したい物性にチェックを入れ、Runします。

取得がスタートします。Pauseボタンで一時停止できます。

Pauseボタンを押すと取得が停止し、それまでのデータを保存できます。Restartで取得を再開します。尚、ネットワークの不具合等でフェイルした場合も、この状態で待機となります。

取得データ

取得が終わると、Completed表示され、ファイルが保存されます。

注意

PubChemの規定により、アクセスは1秒間に5回までという制限があります。本アプリでは、1物性取得後に200msのインターバルがありますが、同一IPエリア内で、複数人が同時に利用する際はご注意下さい。